色々なバンジョー

アイリッシュテナーバンジョー

 アイリッシュ音楽で使われるバンジョーがこのバンジョー。

 低い方の弦から「GDAE」と、フィドル(バイオリン)と同じ調弦が用いられる。

 コードをかき鳴らすような演奏はせず、アイルランドのダンス曲の主旋律を単音で演奏する。

ピックを持って演奏する。

運指がフィドルと同じなので、アイリッシュバンジョーの奏者にはフィドルも演奏できる奏者が多い。

奏法についてはコチラをご覧ください。

アイルランド音楽で演奏される曲についてはこちらをご覧ください。 

アイリッシュテナーバンジョー

5弦バンジョー

一般的にバンジョーといえばこれを指すことが多い。弦の本数は5本。調弦は「gDGBD’」が用いられることが多い。5本目の弦をネックの途中から張るのが特徴。指で弾くことが多く、指に金属製の爪をつける場合もある。

5弦バンジョー

・ロングネック・バンジョー

基本的には5弦バンジョーと同じで、ネックが長いのが特徴。5弦目がネックの途中から飛び出すのも特徴

ロングネックバンジョー
ロングネックバンジョー

テナーバンジョ

基本的には上のアイリッシュ・テナーバンジョーと同じものだが、調弦はヴィオラと同じ「CGDA」が用いられる。

フレットの数が19フレットのものが標準だが、17フレットのショートスケールモデルもある。

 普通はピックで演奏する。派生楽器としてバンジョーの胴体をギターに置き換えたテナー・ギターが存在する 

テナーバンジョー

テナーギター

テナーバンジョーから派生したテナーギター。テナーバンジョーの胴体をギターの胴体に置き換えた楽器で、弦の本数は4本で一般的に「CGDA」と調弦される。


 プレクトラム・バンジョー

弦の本数は4本。フレットの数は標準で22フレットでテナーバンジョーよりもネックが長い。調弦は「CGBD’」が用いられることが多い

テナーバンジョーのネックが長くなったものではなく、5弦バンジョーから5弦を取り払ったものと考えると分かりやすい楽器。基本的にピックで演奏する

プレクトラムバンジョー
左がテナーバンジョー、右がプレクトラムバンジョー

・ ギター・バンジョー

 ギターの胴体をバンジョーの太鼓の部分に置き換えたのがギター・バンジョー。(その逆がテナーギター?) 弦の本数、調弦方法などがギターとまったく同じなので、ギターが弾ければすぐにでも弾けます。(逆に他のバンジョーが弾けても、ギターが弾けなければ弾くことができません)

ギターバンジョー

・チェロ・バンジョー

弦の本数は4本で、調弦はチェロと同じ「CGDA」(テナーバンジョーの1オクターブ下)。

専門的に演奏する人は少ないようだが、特に変り種な楽器というわけでもないようで、普通に現行品が出回っている。"チェロ"バンジョーだけにバッハの無伴奏チェロ組曲などをアレンジして弾いている人もいるようです。

個人的に機会があれば弾いてみたいと思っている楽器です。

チェロバンジョー

・マンドリン・バンジョー

マンドリンの胴体をバンジョーの太鼓の部分に置き換えたのがマンドリン・バンジョー。弦の本数はマンドリンと同じく8本で、調弦は当然マンドリンと同じく「GGDDAAEE’’」。演奏法も普通のマンドリンと同じなので、マンドリンが弾けないと弾くことがバンジョー。(5弦バンジョーしか弾けないバンジョー奏者に渡してもいきなりは弾けない・・) 特に変り種の楽器ではなく、割りと普通に市場に出回っている。

マンドリンバンジョー

・ウクレレ・バンジョー

ウクレレの胴体をバンジョーの太鼓の部分に置き換えたのがウクレレ・バンジョー。弦の本数も調弦法も演奏法もウクレレとまったく同じなので、ウクレレを弾けなければ弾くことが出来ないバンジョー。(ウクレレを弾いたことのない、他の種類のバンジョー奏者に渡してもいきなりは弾けない) これも特に変り種楽器ということはなく、普通に市場に出回っている。

ウクレレバンジョー

・バス・バンジョー

コントラバス(ダブルベース or ウッドベース)の胴体部分をバンジョーの太鼓の部分に置き換えたのがバス・バンジョー。

これも特に変り種楽器ということはなく、ギブソンなどのちゃんとしたメーカーがまじめに作っていた時代もあったとか。(左の写真は昔のギブソンのカタログに掲載されていたものらしい)

ベースバンジョー

下の動画はギターベース型のバスバンジョーを演奏しているところが見れます。