レッスンの進め方

フィドル(バイオリン)が初めての方のレッスンの進め方

フィドル(バイオリン)が初めての方は、楽器の持ち方や弓の持ち方から始めます。

始めのうちは基本的なこと(楽器についての基本、アイルランド音楽を演奏するにあたっての基本的な事項)に重点を置きます。

ある程度基本的なことが出来るようになったら、技術面(アイルランド音楽の演奏に不可欠な装飾音の付け方や、特殊な弓使い等)に重点を置いてレッスンを進めていきます。技術的な面がクリアできれば、その後は好きな曲を自由に演奏できるよう指導していきます。

ただ曲を弾くだけでなく、曲名の由来や曲にまつわる話なども交えながら楽しく曲を学べるように心がけています。

またただ教えっぱなしのレッスンではなく、奏法に問題があればそれを解決するためのアドバイスもいたしております。弾きたいことが弾けないのは、なぜなのか、どうすれば問題を解決できるのか、問題が起きないようにするにはどうしたかよいかなのど具体的なことにも言及するようにしています。

バイオリンの経験がある方のレッスンの進め方

以前にバイオリンを習っていた方など、楽器の弾き方はだいたい分かるけど、アイルランドのフィドルの奏法のことはほとんど知らないという方には、個々のレベルに合わせてレッスンを進めていきます。

アイルランドの音楽は「楽譜通りには弾かない」音楽なので、はじめのうちは「フィドルらしい雰囲気」が出せずに苦労することもあるかもしれませんが、レッスンを通じて「バイオリンをフィドルらしく」弾く技術を学んでいただきます。

教材について

アイルランド音楽は、基本的に耳で聞いて学んでいくのでこれといった教材がありません。

私がアイルランドで習っていたときは、本当に見よう見まね、聞きよう聞きまねで、楽譜もなにも用いずただ先生のやっていることをじっくりと観察して演奏を学んでいきました。

生徒さんがアイルランド流の習い方に馴染めるのであれば、特に教材は用意しませんが、私の経験上、日本でアイルランド音楽を始める人の多くは、すでに他のジャンルの音楽の演奏経験があり、なかなかすぐにはアイルランド式の習い方に馴染めない方が多いので、私が独自に作った教材を用いながら序所にアイルランド流の習い方に慣れていっていただきます。

アイルランド音楽で使う楽譜はあくまで「何となくこんな感じの曲」というのを知る目安に過ぎないので、実際の演奏をよく聞いて楽譜に書き表すことのできない微妙なニュアンスを感じ取れるようになれば上達も早くなります。

市販の教材や曲集を使ってのレッスンも可能です。「この曲集に載っている、この曲が弾きたい」などのご要望にもお応えさせていただきます。

アイルランド音楽のグレードテスト

本格的にアイルランド音楽を学んでみたいという方には、アイルランドに本部がある「アイルランド音楽家協会(Comhaltas Ceoltoiri Eireann)※」が認定する、演奏技能検定「グレード・テスト」を視野に入れたレッスンも可能です。

(※) Comhaltas Ceoiltoiri Eireann = アイルランド語で「アイルランド音楽協会」の意。読み方はコールタス・キョートリ・エーレン。略して「CCE」とも

グレードは12段階に分かれていて、すべてのグレードを修了するとアイルランド音楽協会が認定する、アイルランド音楽の講師の資格を取るチャンスもあります。

一定以上のグレードを収めると、アイルランド音楽を正しく演奏できる証として、現地の音楽大学に入るときなどに役に立ちます。

全てのグレードに合格できればアイルランド音楽のマスターということに(?)  
全てのグレードに合格できればアイルランド音楽のマスターということに(?)  
合格すると写真に写っているような合格証がもらえます。
合格すると写真に写っているような合格証がもらえます。

その他、「こんな曲が弾けるようになりたい」、「フィドルでこんなことができるようになりたい」などのご要望にもお応えいたします。


レッスンの目的にもよりますが、基本的に生徒さんのご希望に沿います。