アイリッシュテナーバンジョーの紹介

私はフィドルも弾くのですが、バンジョー*という楽器も弾きます。

(*バンジョーの派生楽器であるマンドリンやテナーギターも演奏します。)

バンジョーというとアメリカのカントリー音楽を思い浮かべる方が多いのですが、アイルランドの音楽でもバンジョーが使われています。

アイルランドの音楽で使われるバンジョーは、弦の本数が4本*で低音側から「G、D、A、E」とフィドル(バイオリン)と同じように調弦され、ピックで弾いて音を出します。(*色々な弦の本数のバンジョーが有ります。)

 

アイルランドの音楽ではコードをかき鳴らすような演奏はほとんどせず、アイルランドのダンス曲の主旋律を単音で弾くのが一般的な弾き方です。

 

日本でバンジョーを持っていると「カントリー弾けるでしょ?」と聞かれることがあるのですが、残念ながら私はカントリーを弾けません。

 

アイリッシュのバンジョーは形こそカントリー音楽使われているバンジョーと似ていますが、弦の本数も調弦方法も異なるまったく別の楽器です。

アイルランドの音楽で使われるバンジョーは、弦の調弦方法がフィドル(バイオリン)と同じなので、アイルランドにはバンジョーとフィドルの両方を兼ねる奏者が多くいます。

 

アイルランドの有名なバンジョー奏者であるジョン・カーティー(John Carty)やカハル・ヘイデン(Cathal Hayden)、ジェリー・オコナー(Gerry O'Connor)などはフィドル奏者としてもよく知られています。

 

その逆で現在はフィドル奏者としてよく知られている奏者が、実はもともとはバンジョー奏者だったということもよくあります。

 

アイルランドを代表するフィドル奏者の一人であるマーティン・ヘイズ(Martin Hayes)がその例で彼は若い頃はバンジョー奏者としてもよく知られていました。

 

リバーダンスのフィドル奏者としても有名なアイリーン・アイバース(Eileen Ivers)もバンジョー奏者として一流の腕前を持っています。彼女のデビューアルバムでは彼女マンドリンの演奏を聴くことができます。

マーティン・へイズ Martin Hayes
バンジョーを弾くマーティン・ヘイズ(左端)
ジョン・カーティー John Carty
バンジョー奏者としてもフィドル奏者としても有名なジョン・カーティー

ジョン・カーティーのバンジョーの演奏

ジョン・カーティーのフィドルの演奏。

ジョン・カーティーはフィドル奏者としても有名ですがフィドルは大人になってから始めたそうです。


こちらのページにアイリッシュもバンジョーの奏法などについて色々と書いていますので、よかったらご覧ください。

テナーバンジョーの演奏の参考