Knockmealdown Co. Waterford 794m

Knockmealdownはウォータフォード州の最高峰です。

 

同州北西部に位置する標高794mの山です。

Knockmealdownの山間にはClogheenとLismoreを結ぶ道路が通っていて、途中の「Vee Gap」はこの辺りは有名な景勝地となっています。

「Vee Gap」からの眺め。遠くにはGalteeの山並みが見えます。
「Vee Gap」からの眺め。遠くにはGalteeの山並みが見えます。
Knockmealdownの山間を抜けるR668線(日本の県道に相当)。途中にはこのようなヘアピンカーブの連続する箇所があります。
Knockmealdownの山間を抜けるR668線(日本の県道に相当)。途中にはこのようなヘアピンカーブの連続する箇所があります。

Knockmealdownへはいくつもの登頂ルートがあるようですが、北稜の「Sugarloaf Hill」へと至る登山道から登り始めるルートが一般的なようです。

「Sugarloaf Hill」へと続く登山道の入り口。中腹にはこの山に埋葬された「Samuel Grubb」のモニュメントがあります。
「Sugarloaf Hill」へと続く登山道の入り口。中腹にはこの山に埋葬された「Samuel Grubb」のモニュメントがあります。

Sugarloaf Hillの中腹には「Grubb's Monument」という蜂の巣(ビーハイブ)型のモニュメントがあります。

 

「Samuel Grubb」という人が埋葬されているらしいのですが、詳しいことはよく分かっていません。

Sugarloaf Hill中腹の「Grubb's Monument」。遠くに見えるのはGalteeの山並みです。
Sugarloaf Hill中腹の「Grubb's Monument」。遠くに見えるのはGalteeの山並みです。

「Sugarloaf Hill」を登り終えると、「Knockmealdown」へと至る尾根の上に出ます。

 

尾根は広々として、特に危険な箇所はないようですが、やや「ボギー(boggy=柔らかくて水っぽい地面)」な所もあり、こういう所で足を取られると膝下まで地面の中にめり込むこともあるので、杖があると便利です。

「Knockmealdown」頂上へと至る尾根上はご覧のように広々としています。
「Knockmealdown」頂上へと至る尾根上はご覧のように広々としています。

Knockmealdown山頂には三角点が置かれてあり、三角点にはKnockmealdownがウォーターフォードの最高地点であることを示す金属板がはめ込んであります。

Knockmealdown山頂と山頂の三角点
Knockmealdown山頂と山頂の三角点

登山道入り口から頂上までは1時間ほどの距離です。

特別な装備がなくとも簡単に登れるので、地元の人が犬の散歩がてらに歩くこともあるようです。

 

登って来た道を引き返すのもアリですが、私は尾根伝いにぐるっと回るルートで歩いてみました。

 

このルートの後半では「Munster Way」や「Tipperary Heritage Way」などの「National Waymarked Way」沿いを歩きます。

 

National Waymarked Way」とは日本の「長距離自然歩道」に相当する自然歩道でアイルランドには44の自然歩道が設置されています。

 

Munster WayとTipperary Heritage Wayの道標
Munster WayとTipperary Heritage Wayの道標

私が住んでいたフィークルには「East Clare Way」という自然歩道が通っていました。

 

「East Clare Way」についてはこちらをご覧ください。

Knockmealdown山頂を後にしばらくは尾根上を歩きます。文字通りの荒野といった雰囲気のするところですが、ヒースが咲く頃には一面が紫に染まって綺麗な光景を見ることができます。
Knockmealdown山頂を後にしばらくは尾根上を歩きます。文字通りの荒野といった雰囲気のするところですが、ヒースが咲く頃には一面が紫に染まって綺麗な光景を見ることができます。
ヒースの花。「エリカ」という名前で生花店にも並んでいます。
ヒースの花。「エリカ」という名前で生花店にも並んでいます。
尾根から降りて林道の上を歩きます。Knockmealdownの北側の斜面には植林された樹林帯が広がっていて、樹林帯には伐採した木を運ぶため道が通してあるのです。
尾根から降りて林道の上を歩きます。Knockmealdownの北側の斜面には植林された樹林帯が広がっていて、樹林帯には伐採した木を運ぶため道が通してあるのです。

Knockmealdownの山腹には冒頭に登場した「Grubb's Monument」というモニュメントの他にもモニュメントを見ることができます。

 

もう一つのモニュメントは「Liam Lynch Monument」といって山の北東の高台に建てられています。

Liam Lynchのモニュメント
Liam Lynchのモニュメント

Liam Lynch(リーアム・リンチ)はアイルランド独立の立役者の一人として活躍したIRAの指導者の一人で、アイルランドがイギリスから独立した後に勃発した内戦のさなかにこの地で亡くなったのだそうです。

 

この記念碑は生前の偉業を讃え1935年に建てられたそうです。

Liam Lynchのモニュメント近くからの眺め。
Liam Lynchのモニュメント近くからの眺め。

おまけ

Knockmealdownに向かう途中に立ち寄ったティペラリーのケア(Cahir)で見つけたイーリアン・パイプ奏者の像。この町出身のEdmund Keating Hylandという盲目のパイパーの像です。
Knockmealdownに向かう途中に立ち寄ったティペラリーのケア(Cahir)で見つけたイーリアン・パイプ奏者の像。この町出身のEdmund Keating Hylandという盲目のパイパーの像です。
点字バージョンの説明板も用意されていました。
点字バージョンの説明板も用意されていました。
ケア(Cahir)と言えば郊外のスイスコテージも有名です。
ケア(Cahir)と言えば郊外のスイスコテージも有名です。